Day22「Prelude」

あー、今日めちゃくちゃきついな。

そんな日は誰にでもあるだろう。(私はまさに今日がそれだった)

朝から体が重かった、とか、仕事で理不尽なことがあった、とか

理由はいろいろだと思う。

家に帰って、ソファに寝転んだり、ビールを一気飲みしたり

きつい一日を乗り切った自分を労わる方法もきっと人の数だけある。

 

私は、そんなとき、「Prelude」が頭に流れてくる。

 

『Hey you 日が暮れる 今日はどんな1日だった?

 全部が思い通りにいくはずないって知ってて聞いてんだ』

 

 

 

会社員時代、ある時は仕事中、ある時は寝る前にふと考えることがあった。

「私、このまま40年間この仕事をやり続けるの?」

給料は平均より上、休みもある、福利厚生はきちんとしている

それなのに、このままでいいはずがないって思っていた。

 

そんな時に、思い出したのはこの曲だった。

 

『首を縦に振る ただそれだけで昨日が過ぎてしまった

 そんな自分を嫌にならないための言い訳を

 自分に繰り返し やり過ごしているのなら』

 

 

自分のやりたいことが見つかったけど

そのための準備は、これまでの人生でしてこなかった。

誰の支援も受けず、社会を乗り切っていけるのか不安だった。

何も持ってないけど、どうしても成し遂げたい夢。

その覚悟だけで、私は会社を辞めて無職になった。

 

この曲を何度も聴いた。

 

『夢幻を振りまいて 今その列車は走り出す

 汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ

 悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ

 要らないぜ 荷物なんて 何も持たないで飛び乗れ』

 

『信じていれば夢は叶うだなんて 口が裂けても言えない

 だけど信じてなければ成し得ないことが

 きっと何処かで僕らの訪れを待っている』

 

「Prelude」は、私にとって自分を労わる曲であり、自分を鼓舞する曲である。

これからもいつだって隣に寄り添って、私のやる気を奮い立たせてくれ続けるに違いない。

 

だから、ありがとう、と この曲に感謝を伝えたい。

 

2021/01/12