Day15「Worlds end」

アルバム「I🧡U」に収録されている曲。

先日、新しい年に入って早々東京を中心に緊急事態宣言要請、なんて暗い話題のニュースが流れた。

だから、明るい曲、ではなく、あえて「Worlds end」という、縁起でもない名前の曲について語っていこうと思う。

 

しかしこの曲、曲名と反して、歌詞はそんなに暗くない。

どちらかというと、終末世界において一筋の光が差すような、希望を抱ける曲である。

 

『「何に縛られるでもなく 僕らはどこへでも行ける

 そう どんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って」

 行き止まりの壁の前で 何度も言い聞かせてみる 

 雲の合間一筋の 光が差し込んでくる映像と君を浮かべて』

 

『暗闇に包まれたとき 何度も言い聞かせてみる

 いま僕が放つ明かりが 君の足下を照らすよ』

 

会いたい人に会えない

旅行ができない

自分が感染源になっていないか不安

誰かと接触するのがこわい

安心が欲しい

 

いま、世の中でいろんな感情や情報が交錯している。

一体、誰を何を信じればいいのかわからない現状で、

誰にも相談できず、心が参ってしまいそうになることもある。

明日から、多くの人は年末年始の短い休暇が終わって

また長い日常が始まる。少し緩んだ心を、引き締める必要がある。

きっと、辛いだろう。逃げたいだろう。目を背けたいだろう。

こんな混沌とした世界で生きるのに疲れてしまっているだろう。

だからこそ。

 

『僕らはきっと試されてる どれくらいの強さで

 明日を信じていけるのかを 多分 そうだよ』

 

必ず来るとは言い切れない「明日」がきちんと訪れることを祈って。

また、すべての働く人にエールを込めて。