Day14「Simple」

本日、2021年1月2日に、私の大大大好きなドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の

新春スペシャルが放映された。(拍手)(拍手)

 

このドラマは、エリートだが女性経験のない自称プロの独身男性・平匡と、明るく前向きに現代の問題に立ち向かう等身大の女性・みくりが、二人がぶつかるいろんな社会問題を互いに意見しながら実践しながら乗り越えていく、恋愛や仕事に悩む現代人すべてが見るべきでは?と思うドラマ(原作は漫画)である。

詳しい内容はドラマか漫画でチェックしてもらうとして、今日は、Simpleという曲を紹介したいと思う。

アルバム「DISCOVERY」に収録されているカップリング曲だが、知らないのが損なほどめちゃくちゃいい曲である。

 

「ネガティブな僕」と「ポジティブな君」という対照的な恋人(または夫婦)の話で、お互いに不足している部分を補い合いながら暮らしているんだな、というのが読み取れる歌詞。

 

『喧嘩した時には欠点でもあんだけど 自分に正直で遠慮のないとこに惹かれんのさ』

『互いに背負った傷をいつしか ちょっとはにかんで交換しあえたらいいな』

 

逃げ恥をご存知の方なら、あれ?と思ったかもしれない。

少し、平匡とみくりの関係に似ていないだろうか?

ドラマの話に少し触れると、

平匡は論理的に考えるがゆえ、話し合いでみくりと意見がぶつかってしまうことがあった。でも、一緒にいる時間が増えていく上で相手の性格を理解し、衝突よりも建設的な話し合いができるようになったし、二人がそれぞれの性格を心地よく思い始める。

また、平匡は女性経験がないことを不安に思っていたし、みくりは過去に元カレに小賢しいと言われたことがトラウマになっていた。他にも二人にはいろんな過去の傷があって、それが原因で衝突もしたが、きちんと話し合って、傷を慰めることができた。

Simpleは高校生のときからハマって聴いていて、結婚式では絶対に流すと決めているが、歌詞の二人の関係が理想だった。そんな理想の二人に、十数年後まさかドラマで出会えるなんて思ってもみなかった。

 

人は誰もが自分とは違う環境で育って、違う考え方を持っていて、完全に相容れるのは難しいかもしれない。

それでも、誰かとわかり合いたいし、一緒に生きたい。

一人より二人の方が笑いは二倍に、悲しみは半分になるから。

人生で、いつまでも一緒にいたい、と思わせてくれる誰かと出会えるのは、何%の確率かはわからない。

だから、そんな相手と出会えたら、難しいことなんて考えず、ただただ素直にその人と向き合ってみたらどうだろうか。

 

『10年先も20年先も 君と生きれたらいいな

 悲しみを連れ遠回りもしたんだけど

 探してたものは こんなシンプルなものだったんだ』