Day10 I Can Make It

アルバムREFLECTION のNakedにのみ収録された曲で、当時学生だった私はお金がなくてDripしか買えなくて、この曲を知ったのはライブで、だった。

 

当時は何とも思っていなかったが、社会人になって、あと40年今の仕事をするの?と絶望に陥りかけたとき、密かに心にわだかまっていた「物語を書きたい」と言う思いが大きくなっていた。

 

まあまあ大きくてホワイトな会社に入社していたため、会社をやめて小説を書く、と言ったときは、両親も周囲も混乱していた。

「何でこんないい会社辞めちゃうの?!」

何度となく言われた。

非現実的な夢だって気づいてる。でも、やらなきゃ始まらない。その気持ちだけで一年間走り抜けた。

新人賞の締め切りに追われる日々が続いて、私は夢を追いかけているはずなのに、何でこんなに何かに追われているように心の余裕がないんだろう、なんて眠れない日があった。

やれるやれる、と周囲を説得して一歩踏み出したのに、思うような作品にならなくて自信が揺らいでしまう日があった。

 

そんなとき、いつもこの曲が大きな勇気をくれた。

 

「ダメ」だと思ったときなんて数知れず

でもまだ早いさ 諦めたくない 何もやっていやしない

 

本当にその通り。

昨日(2020.12.26)放送された嵐にしやがれの最終回で

リーダーの大野くんが27歳で大好きな絵の個展を開催していたことを知った。

来月27歳になるのに、自分はまだ何も残せていないし、できていない。

 

だから、

いつかは非現実的な夢も

叶うと信じI can make it